梅雨に頭皮がべたつく人へ。菌が増える仕組みと5つのケア習慣 「梅雨になってから頭皮がべたつく気がする」「洗っても洗っても、翌朝にはもうベタベタしている」——そんな悩みをこの季節に感じる方は多くいらっしゃいます。 実は、梅雨の頭皮べたつきには、湿度・皮脂・皮膚常在菌(ひふじょうざいきん)という三つの要素が複雑に絡み合っています。 ただやみくもに何度も洗えばいいというわけではなく、洗いすぎが逆効果になることもあります。 本記事では、べたつきが起きるメカニズムから、この時期に実践できる5つのケア習慣まで、わかりやすくご説明します。 目次  梅雨の頭皮べたつきとは(基礎知識)  頭皮がべたつく主な原因  梅雨の頭皮べたつきに効く5つのケア習慣  ドライヘッドスパで期待できる変化  施術の流れ  自宅でできるセルフケア  よくある質問  お客様の声  まとめ 梅雨の頭皮べたつきとは(基礎知識) 頭皮は皮脂が多い部位 頭皮は体の中でも特に皮脂腺(ひしせん)の密度が高く、顔のTゾーンの約2倍もの皮脂を分泌するといわれています。 そのため、気温や湿度が変わると、顔よりも先に「べたつき」として変化が出やすい部位です。 通常、皮脂は頭皮のバリア機能を守り、適度な潤いを保つ役割を果たしています。 しかしバランスが崩れると、べたつきやにおい、フケ、かゆみといったトラブルへと発展することがあります。 マラセチア菌とは 頭皮にはマラセチア菌(まらせちあきん)という皮膚常在菌が存在しています。 この菌は皮脂を栄養にして生きており、正常な量であれば雑菌の侵入を抑えて頭皮を守る役割があります。 つまり、マラセチア菌自体は「悪者」ではなく、増えすぎないことが重要なのです。 しかし皮脂が過剰になると菌が必要以上に増殖し、脂性(しせい)フケやかゆみの原因になります。 さらに悪化すると、脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)と呼ばれる炎症性の皮膚トラブルに発展することもあります。 梅雨時期にべたつきが増える理由 梅雨の時期は湿度が70〜80%を超える日が続きます。 高温多湿の環境では汗と皮脂が混合し、頭皮の表面に”べたつき膜”が形成されやすくなります。 また、気温が上がると皮脂腺がより活発に働くため、分泌量そのものも増加する傾向があります。 このダブルの要因が重なるため、梅雨はとりわけ