プロが厳選!ドライヘッドスパで整う16のツボ完全ガイド|不眠・ストレス・眼精疲労に◎ 現代人の多くが抱える「不眠・ストレス・眼精疲労」。これらの不調は、自律神経の乱れと深く関係しています。本記事では、ドライヘッドスパでアプローチできる「頭部のツボ」にフォーカスし、プロセラピストが選ぶ16のツボを、効果とセルフケア方法付きで丁寧にご紹介します。 ツボとは ツボ(経穴)は、東洋医学における「気の流れ=経絡」が交差する重要なポイント。適切に刺激することで、全身の巡りを整えたり、不調の原因となる緊張や滞りにアプローチできます。特に頭部のツボは、自律神経・血流・睡眠に関わるものが多く、ドライヘッドスパの醍醐味ともいえます。 参考:一般社団法人ヘッドライフ協会|頭部ツボ図 不調の原因 ストレス社会で交感神経が優位になりがちな現代。スマホ・PCの使用時間の増加により眼精疲労も慢性化し、自律神経のバランスが乱れやすくなっています。このような状態では「寝ても疲れが取れない」「常に頭が重い」といった不調が現れます。 お悩み別の対処法 「不眠」「眼精疲労」「肩こり」「脳疲労」など、症状別に特に効果が期待できるツボをピックアップし、セルフケアと合わせて紹介します。 瘂門(あもん) 位置:後頭部中央の生え際付近 効果:頭痛・不眠・首こりの緩和 セルフケア:両手の親指で後頭部を包むように押し、深呼吸しながら5秒キープ。 角孫(かくそん) 位置:耳上、生え際の位置 効果:頭痛・耳鳴り・眼の疲れ セルフケア:耳を軽く引っ張りながら親指で押すとより血行促進が期待できる。 完骨(かんこつ) 位置:耳の後ろ、乳様突起の下のくぼみ 効果:頭痛・めまい・自律神経バランス セルフケア:指の腹で円を描くようにやさしく回し押しすると効果的。 魚腰(ぎょよう) 位置:眉毛の中央付近 効果:頭痛・眼精疲労の改善 セルフケア:人差し指でゆっくり押し上げ、眼輪筋の緊張を和らげるように。 攅竹(さんちく) 位置:眉頭のくぼみ 効果:眼精疲労・老眼へのアプローチ セルフケア:両手の親指で内側から優しく押し上げるように刺激する。 四白(しはく) 位置:目の下、黒目の真下から指1本分下のくぼみ 効果:眼精疲労・クマ・顔のむくみ セルフケア:中指でゆっくり押し込むように、やや上向きの角度でじんわり圧をかける。 神庭(しんてい)
寝落ちするほど気持ちいい!?ドライヘッドスパで得られる“脳の休息”とは
寝落ちするほど気持ちいい!?ドライヘッドスパで得られる“脳の休息”とは 仕事や家事、スマホ操作、そして人間関係などで、毎日脳がフル回転していませんか? 疲れているはずなのに眠れなかったり、頭がさえて夜になっても眠気がこない。そんな悩みを抱える方が増えています。 注目を集めているのが、“脳を休ませる”ドライヘッドスパ。 ただ気持ち良いだけでなく、科学的にも根拠のある“脳疲労回復法”を今回はご紹介します。 “脳の休息”とは? 人間の脳は、24時間365日休むことなく活動を続けています。 たとえ睡眠中であっても、完全にスイッチオフにはなっていません。 特に現代人は情報過多、マルチタスク、感情のコントロールなどにより、知らず知らずのうちに“脳疲労”を蓄積しています。 その結果、自律神経やホルモンバランスが乱れ、睡眠の質の低下や免疫力・美容面への悪影響が生じます。 “脳の休息”とは、このような過剰な働きを一時的に緩め、脳を本来の状態へ戻してあげること。 呼吸が深くなり、脳波がα波〜θ波へと変化し、深いリラックス状態に入ったときに起こります。 参考:NHK健康チャンネル|脳疲労と睡眠の質 原因:交感神経優位の生活が脳を休ませない 緊張・不安・イライラ——これらはすべて交感神経が優位なときに起こる反応です。 しかし、本来なら夜は副交感神経が働き、脳や身体をリラックスへ導く時間帯。 夜になっても交感神経がONのままだと、脳が“休むタイミング”を失ってしまうのです。 さらにスマホやブルーライト、睡眠前の思考活動(SNS・仕事の持ち帰りなど)は脳を強く刺激します。 これらが重なることで“眠っていても疲れが取れない”という状態に。 お悩み別の対処法 ● 寝つきが悪い: 就寝1時間前にはスマホを手放す/照明を暗くする ● 考えすぎて眠れない: 「書き出す習慣」で頭の中を一度外に出す ● 日中の集中力が落ちる: 昼休みに“目を閉じるだけ”の時間をつくる 脳は五感からの刺激を一時的に遮断することで、ようやく“静まる”準備に入ります。 そのサポート役として、ドライヘッドスパは非常に有効です。 ドライヘッドスパによる改善 ドライヘッドスパは、脳疲労の根本に働きかける“神経のスイッチ”とも言える存在です。 静かな空間で、ゆったりとしたリズムで頭部に触れられると、交感神経が静まり、副交感神経が優位に