現代人の多くが抱える「不眠・ストレス・眼精疲労」。これらの不調は、自律神経の乱れと深く関係しています。本記事では、ドライヘッドスパでアプローチできる「頭部のツボ」にフォーカスし、プロセラピストが選ぶ16のツボを、効果とセルフケア方法付きで丁寧にご紹介します。
ツボとは

ツボ(経穴)は、東洋医学における「気の流れ=経絡」が交差する重要なポイント。適切に刺激することで、全身の巡りを整えたり、不調の原因となる緊張や滞りにアプローチできます。特に頭部のツボは、自律神経・血流・睡眠に関わるものが多く、ドライヘッドスパの醍醐味ともいえます。
不調の原因

ストレス社会で交感神経が優位になりがちな現代。スマホ・PCの使用時間の増加により眼精疲労も慢性化し、自律神経のバランスが乱れやすくなっています。このような状態では「寝ても疲れが取れない」「常に頭が重い」といった不調が現れます。
お悩み別の対処法

「不眠」「眼精疲労」「肩こり」「脳疲労」など、症状別に特に効果が期待できるツボをピックアップし、セルフケアと合わせて紹介します。
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位置:後頭部中央の生え際付近
効果:頭痛・不眠・首こりの緩和
セルフケア:両手の親指で後頭部を包むように押し、深呼吸しながら5秒キープ。

位置:耳上、生え際の位置
効果:頭痛・耳鳴り・眼の疲れ
セルフケア:耳を軽く引っ張りながら親指で押すとより血行促進が期待できる。
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位置:耳の後ろ、乳様突起の下のくぼみ
効果:頭痛・めまい・自律神経バランス
セルフケア:指の腹で円を描くようにやさしく回し押しすると効果的。
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位置:眉毛の中央付近
効果:頭痛・眼精疲労の改善
セルフケア:人差し指でゆっくり押し上げ、眼輪筋の緊張を和らげるように。
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位置:眉頭のくぼみ
効果:眼精疲労・老眼へのアプローチ
セルフケア:両手の親指で内側から優しく押し上げるように刺激する。
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位置:目の下、黒目の真下から指1本分下のくぼみ
効果:眼精疲労・クマ・顔のむくみ
セルフケア:中指でゆっくり押し込むように、やや上向きの角度でじんわり圧をかける。
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位置:額中央、髪の生え際から1cmほど上
効果:老化防止・不眠改善
セルフケア:指の腹で額を上下にやさしくさすりながらツボを中心に刺激。
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位置:目頭と鼻の付け根の間のくぼみ
効果:眼精疲労・鼻づまり・視力回復補助
セルフケア:両手の親指を使って、内側から軽く押し上げるようにじんわり刺激。
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位置:耳上、生え際からさらに上
効果:頭痛・耳鳴り・難聴改善
セルフケア:両手の指で頭皮を持ち上げるようにゆっくりプッシュ。
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位置:こめかみのくぼみ
効果:眼精疲労・頭痛緩和
セルフケア:中指でこめかみを円を描くように優しくマッサージ。
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位置:瘂門の外側、左右に指1本分の位置
効果:首こり・肩こり・眼精疲労の改善
セルフケア:親指で首のくぼみにフィットさせ、後頭部を押し上げるように刺激。
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位置:頭頂部の中央
効果:不眠・頭痛・めまい・自律神経調整
セルフケア:両手の中指で真上から軽く圧をかけ、5秒キープを3回。
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位置:後頭部、生え際のくぼみ
効果:肩こり・眼精疲労・冷え・めまい
セルフケア:親指で後頭部のくぼみを押し、少し上に向かって圧を加える。
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位置:頭頂や前頭部に位置
効果:頭痛・神経痛の緩和・抜け毛予防
セルフケア:指の腹でリズムよくタッピングするように刺激。
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位置:額の角、髪の生え際よりやや下
効果:偏頭痛・めまい・耳鳴りなど
セルフケア:指全体でテンポよく揉むようにして血流を促す。
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位置:もみあげ上部と耳の間のくぼみ
効果:眼精疲労・頭痛・耳鳴り・歯痛に有効
セルフケア:親指で少し斜め上に押し込むようにじんわり刺激。
施術の流れ

nidoneでは、施術前の丁寧なカウンセリングを通して、お客様の不調や体調に合わせた施術内容をご提案しています。
施術の流れは以下の通りです。
- カウンセリング
- 頭・首・肩まわりの筋膜リリース
- 不調に合わせたツボへのアプローチ
- デコルテ・顔・耳周りまで丁寧に施術
※施術範囲はコースにより異なります。
自宅でできるケア

今回ご紹介した16のツボは、ご自宅でも簡単に実践できるものばかり。
1日3分からでもOK!ツボ押し×深呼吸で、自律神経のバランスを整え、心と身体の巡りを促しましょう。
押すときのポイントは「気持ちいいと感じる程度の強さ」。
深くゆっくり呼吸しながら行うことで、リラックス効果がさらに高まります。
Q&A

Q. ツボ押しは毎日やっても大丈夫ですか?
A. はい、毎日行って問題ありません。ただし、強く押しすぎず、心地よい刺激を意識してください。
Q. 押すと痛いのですが…問題ありますか?
A. 痛気持ちいい程度なら問題ありませんが、鋭い痛みを感じる場合は力加減を調整してください。
Q. 頭痛のときに押すべきツボは?
A. 「百会」「完骨」「風池」などが特におすすめです。
Q. 施術中、寝てしまっても効果ありますか?
A. むしろ深く眠っていただくほど、自律神経が整いやすくなりますのでご安心ください。
Q. 自分でやるときに注意することは?
A. 爪を立てないよう指の腹で押し、無理のない範囲で行いましょう。
実際のお客様の声

nidoneの施術を受けられたお客様から、たくさんのお喜びの声をいただいています。
「デスクワークで眼精疲労と頭の重だるさが取れなかったのですが、施術後は本当にスッキリ!頭が軽く、夜もぐっすり眠れました。」
(30代・女性)
「ツボをしっかり押さえた施術で、短時間でも深くリラックスできました。いつも途中で寝てしまうくらい心地いいです。」
(40代・男性)
まとめ
ドライヘッドスパは、ただの癒しではなく「不調に向き合うためのセルフケアの入り口」。
nidoneでは、筋膜リリースとツボ刺激を組み合わせたオリジナル手技で、深い眠りと心身の回復をサポートしています。
頭や目の疲れ、不眠や自律神経の乱れに悩んでいる方こそ、ぜひ一度、脳から整えるドライヘッドスパを体験してみてください。
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この記事を書いた人
森田(Dry shampoo Spa nidone チーフセラピスト)
森の中のような空間で、心と身体の疲れにそっと寄り添う施術を行っています。
筋膜リリースや頭蓋骨アプローチを取り入れたドライヘッドスパを専門とし、
眼精疲労・不眠・自律神経の乱れなど、慢性的な不調にお悩みの方に向けて、日々施術を担当。
これまでにのべ7,000人以上のお客様を担当し、「記憶がないほど眠れた」「視界がクリアになった」といったお声を多数いただいています。
セラピスト向けの講習会や技術指導にも携わり、確かな経験と理論に基づいた施術を大切にしています。
お客様一人ひとりに合わせたケアを、感覚と知識の両面からご提供しています。