飲み過ぎ・食べ過ぎ翌日の顔のむくみを解消する7つの方法|自律神経とリンパの整え方

飲み過ぎ・食べ過ぎ翌日の顔のむくみを解消する7つの方法|自律神経とリンパの整え方

昨夜の楽しい食事や飲み会の翌朝。
鏡を見ると顔がパンパン…。
それは塩分・アルコール・睡眠の質低下で自律神経とリンパの流れが乱れ、
水分代謝が滞ったサインかもしれません。
今回は“翌朝すぐできる対策”から“むくみにくい体づくり”まで、
自律神経とリンパの観点でわかりやすく解説します。

なぜ翌朝にむくむ?(基礎)


むくみの基礎イメージ

塩分・アルコール・糖分で水分保持が偏る

塩分やアルコールは体内の水分バランスを狂わせ、細胞まわりに水がたまりやすくなります。
糖分過多も血糖変動と炎症でむくみやすさに拍車をかけます。

自律神経の切替不良で“巡り”が低下

夜更かしや刺激物で交感神経に偏ると、末梢の血流・リンパの戻りが鈍り、翌朝の顔に影響が出ます。

翌朝のむくみを解消する7つの方法


むくみ解消法のイメージ

1)起床直後の“常温一杯”+やさしい耳ほぐし

まずは内側から流れを作るため常温の水をコップ一杯。
耳たぶ〜耳全体を軽く引っ張り回してから、耳下腺→鎖骨へやさしくなで下ろします。

2)首・鎖骨の“通り道”を先に開ける

鎖骨のくぼみを円を描くように10回。
首の横を上から下へ手のひらでスーッと3往復。
顔に触る前に出口を確保するのがコツ。

3)顔は“押さない・こすらない”気圧タッチで

小鼻横(迎香)→頬骨下(顴髎)→こめかみ(太陽)を各10回、指の腹で優しく円。
その後、頬→耳前→耳下→首→鎖骨へと面で流します。

4)温冷リズムで血管反応をやさしく促す

蒸しタオル30秒→冷タオル10秒を2セット。
仕上げは保湿+ハンドプレスで水分を密閉。

5)朝食は“カリウム+たんぱく質”で調整

バナナ・キウイ・小松菜・納豆・卵などを選び、塩分過多のリカバリーを。
味は薄めを意識し、カフェインは控えめに。

6)歩行×胸を開く呼吸で“ポンプ”を動かす

肩を後ろに大きく回して胸郭を開き、鼻4秒吸って6秒吐く×5セット。
通勤中の軽い有酸素も有効。

7)ドライヤー冷風で“熱むくみ”をクールダウン

入浴やスキンケア後に首筋へ数十秒の冷風。
熱ストレスを落としてスッと軽く。

コツ:出口(鎖骨)→首→顔の順で“やさしく”。
強圧・こすり過ぎは逆効果になりやすいので注意。

“むくみにくい”生活リズムづくり


生活リズムの整え方

夜は“減刺激ルーティン”で副交感へ

就寝90分前から照明を落とし通知オフ。
ぬるめ入浴→首筋を温めて入眠スムーズに。

飲み会の“翌朝計画”を前日に決めておく

常温水・蒸しタオル・朝食メニューを決めておくと実行率が上がります。

ドライヘッドスパで“巡りと睡眠”をリセット


ドライヘッドスパの様子

頭頸部をほぐして“流れの幹線”を開く

側頭部・後頭部・後頭下筋群のこわばりをほどき、胸郭が開いて呼吸が深く。
副交感神経が働きやすくなり、睡眠の質と回復力が底上げされます。

施術の流れ


施術の流れ
1)カウンセリング
飲酒・食生活・睡眠・むくみの出方を確認。
2)ドライヘッド
側頭部〜後頭部中心に、やさしい圧で深部のこわばりを解放。
3)首・肩・デコルテ
胸を開き巡り促進、呼吸の通りを整える。
4)仕上げ
翌朝のむくみ即効ケアと夜の“減刺激”をご提案。

※施術範囲はコースにより異なります。

自宅でできるセルフケア(保存版)


自宅ケアのイメージ

翌朝の基本セット

  • 常温水→耳ほぐし→鎖骨→首→顔の順で“やさしく流す”。
  • 蒸しタオル→冷タオルの温冷2セット。
  • カリウム食(バナナ・キウイ・小松菜)+たんぱく質(卵・納豆)。

避けたいNG

  • 強圧でゴリ押し・長時間こする。
  • カフェイン・塩分の朝一ドカ飲みドカ食い。
  • 冷えっぱなし(仕上げは保湿で密閉)。

Q&A


Q&Aイメージ

Q1. とにかく今すぐ顔をしぼませたい!最短は?

常温水→耳ほぐし→鎖骨→首→顔→温冷タオルの順で5〜7分。
その後に保湿+ハンドプレスでキープ。

Q2. マッサージは強いほうが効く?

逆効果です。
“面でやさしく”が鉄則。
強圧は炎症や赤みの原因に。

Q3. 朝食でおすすめと避けたいものは?

おすすめはカリウム+たんぱく質。
避けたいのは高塩分・高脂肪・濃い味の残りもの。

Q4. むくみ体質を根本から変えたい。

夜の“減刺激”で睡眠を整え、肩胸の可動域UPと歩行を習慣に。
週1〜隔週の頭部ケアで自律神経の切替を覚えさせるのも◎。

Q5. サウナや長風呂は効きますか?

刺激が強すぎると逆戻り。
短時間・ぬるめ・水分補給を徹底して負担を最小に。

実際のお客様の声


お客様の声
「浮腫んで目が重い朝でも、耳→鎖骨→首の順で流すと、出勤前にすっきりします。」(30代・女性)
「飲み会の翌日、顔の幅が違う。ヘッドスパ後は寝つきもよく、むくみにくくなりました。」(20代・男性)
「温冷タオルとカリウム朝食を続けたら、午後のだるさも減りました。」(40代・女性)
「強く揉むクセをやめて“やさしい流し”に変えたら、赤みが出なくなりました。」(30代・女性)

まとめ:翌朝むくみは“自律神経×リンパ×水分”で軽やかに


出口(鎖骨)から開ける。
首→顔は“やさしく面で”。
常温水・カリウム食・夜の減刺激で、自律神経と水分代謝のループを整えましょう。

参考リンク:
漢方で考えるむくみの原因と改善方法・おすすめの漢方薬|ツムラ
むくみを解消する食べ物・飲み物は?|養命酒健康の森
顔のむくみの原因は何?セルフケア&予防策|ハルメク
顔のむくみの原因とは?対策|アリナミン健康ナビ
むくみの原因とリンパの関係〜セルフケア|整体院GO1
飲み過ぎ・食べ過ぎた翌日のむくみ解消|Oggi
むくみの原因・症状・解消法|MYメディカルクリニック


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森田のプロフィール写真

この記事を書いた人
森田(nidone チーフセラピスト)

森の中のような空間で、心と身体の疲れにそっと寄り添う施術を行っています。
筋膜リリースや頭蓋骨アプローチを取り入れたドライヘッドスパを専門とし、
眼精疲労・不眠・自律神経の乱れなど、慢性的な不調にお悩みの方に向けて、日々施術を担当。
これまでにのべ7,000人以上のお客様を担当し、「記憶がないほど眠れた」「視界がクリアになった」といったお声を多数いただいています。
セラピスト向けの講習会や技術指導にも携わり、確かな経験と理論に基づいた施術を大切にしています。
お客様一人ひとりに合わせたケアを、感覚と知識の両面からご提供しています。

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