最近、顔が前より疲れて見える。
しかし、スキンケアを変えてもピンとこない。
そのサインは、実は「頭皮のこり」と自律神経の乱れから来ているかもしれません。
つまり、肌だけでなく「頭皮・表情筋・自律神経」を一緒に整えることがポイントです。
そこで今回は、頭皮がこると顔が老けて見える理由と、今日からできるケアの新常識をお伝えします。
頭皮のこりと「老け見え」の関係(基礎)

頭皮と顔は一枚の皮でつながっている
まず知っておきたいのは、頭皮と顔は一枚の皮でつながっているということです。
一方で、頭頂部や側頭部がカチカチになると、その緊張が額や目元、頬まで引きつれます。
そのため、シワやほうれい線が目立ちやすくなり、「疲れて見える」印象につながります。
表情筋のこわばりが「たるみ」を生む
顔には多くの表情筋があります。
しかし、ストレスや長時間のスマホで同じ表情が続くと、一部の筋肉だけに負担がかかります。
その結果、こわばる部分と、ゆるみすぎる部分の差が大きくなり、たるみや左右差が目立ちやすくなります。
自律神経(こうかんしんけい・ふくこうかんしんけい)との関係
交感神経(こうかんしんけい)が強く働く状態が続くと、血管がぎゅっと細くなります。
そのため、頭皮や顔への血流が低下し、くすみや乾燥につながります。
つまり、自律神経のバランスが崩れると、肌トラブルだけでなく「表情のこわばり」も出やすくなるということです。
頭皮がこりやすくなる主な原因

原因1:長時間のスマホ・PCで同じ姿勢
うつむき姿勢が長く続くと、首の後ろや後頭部に負担が集中します。
さらに、その緊張が頭皮全体へと広がりやすくなります。
その結果、頭皮が板のように固まり、表情筋の動きも小さくなってしまいます。
原因2:食いしばり・歯ぎしり
日中のストレスや睡眠中の食いしばりも、頭皮のこりの大きな要因です。
とくに、こめかみや耳の前あたりは、咀嚼筋と表情筋が重なるポイントです。
ここがこると、フェイスラインが張り、顔が四角く見えやすくなります。
原因3:浅い呼吸と睡眠の質の低下
緊張が続くと、呼吸は自然と浅くなります。
すると、酸素や栄養が頭皮や肌に届きにくくなります。
また、眠りが浅い状態が続くと、夜間の修復モードに入りにくくなり、顔の疲れが抜けません。
原因4:血行不良によるスキンバリア低下
血流が滞ると、老廃物がたまりやすくなります。
そのため、むくみやくすみが出やすくなり、肌のバリア機能もゆらぎやすくなります。
結果として、小さな刺激でも赤みや乾燥が出やすくなります。
表情筋と自律神経を整える5つの新常識

1)「ほぐす」の前に呼吸を整える
まずは、ゆっくりとした鼻呼吸から始めます。
4秒吸って、6秒で吐くリズムがおすすめです。
こうすることで副交感神経(ふくこうかんしんけい)が働きやすくなり、筋肉もゆるみやすくなります。
2)頭皮は「点」ではなく「面」でとらえる
強く一点を押すよりも、指の腹全体を使って、やさしく面で支えます。
とくに、側頭部と耳のまわりは、表情筋とつながる重要なポイントです。
そこで、円を描くように大きく動かすと、顔全体がふわっとゆるみやすくなります。
3)額と眉の「力み」をこまめにオフ
スマホを見るときや、考えごとをするとき、知らないうちに眉間に力が入ります。
そこで、仕事の合間にそっと眉をつまみ、外側へ広げるようにほぐしてみてください。
こうすることで、額のシワ予防にもつながります。
4)首の前側をやさしく温める
首の前は、血管やリンパが集まる場所です。
しかし、マフラーやハイネックで冷えと緊張が重なると、顔への血流が落ちやすくなります。
そのため、蒸しタオルなどでふわっと温めるだけでも、顔色が明るく見えやすくなります。
5)夜は「減照明」と「画面オフ」のセット
夜遅くまで明るい画面を見続けると、交感神経が優位になり続けます。
そこで、就寝90分前を目安に、部屋の照明を少し落とし、スマホの通知を切る時間を作ってみてください。
こうすると眠りが深まり、翌朝の表情がすっきりしやすくなります。
この4つを組み合わせると、表情筋と自律神経を同時に整えやすくなります。
ドライヘッドスパで頭皮と表情筋をリセット

やさしいタッチで「考え過ぎの頭」を静める
ドライヘッドスパでは、強く押し込むのではなく、頭全体を包み込むようなタッチを使います。
そのため、反射的な力みを生みにくく、自律神経も整いやすくなります。
側頭部〜後頭部の深いこわばりにアプローチ
側頭部や耳のまわり、後頭部の付け根は、こりがたまりやすい場所です。
ここをていねいにほぐすことで、目元や口角のこわばりもゆるみやすくなります。
つまり、頭を触っているのに、鏡に映る表情まで変わりやすいのです。
「ツボ」はやさしく短時間で
百会や風池などのツボも、ギュッと強く押す必要はありません。
さらに、安全のためにも、痛みを感じるほど押し込むのは避けましょう。
深呼吸に合わせて、3秒そっと押して、3秒で離す程度が目安です。
施術の流れ

顔のたるみやこり感。
生活習慣や睡眠の状態をうかがいます。
面のタッチで側頭部から後頭部までをていねいに。
表情筋とつながるポイントをやさしくほぐします。
首前や胸まわりの筋肉をゆるめ、呼吸と血流を整えます。
顔色の明るさもサポートします。
自宅でできる簡単な呼吸法やセルフケアをお伝えします。
明日以降も続けやすい形でご提案します。
※施術範囲はコースにより異なります。
自宅でできるセルフケア

朝:顔周りを「起こす」タッチ
- まず、耳たぶをやさしくつまんでぐるっと回します。
- 次に、こめかみから耳の前を指の腹でなでるように流します。
- 最後に、額を内側から外側へ軽くなでて、目元の緊張をオフにします。
日中:PC・スマホの合間に「ひと息」ケア
- 一度顔を上げて、遠くを見る時間を10秒つくります。
- そこで、鼻から4秒吸って、口から6秒吐きます。
- ついでに、肩を前後に3回ずつ回して、首まわりの血流も促します。
夜:減照明+深呼吸で「リセットモード」に
- 就寝90分前をめやすに、部屋の明かりを少し落とします。
- スマホやパソコンの通知は一度オフにします。
- ベッドの中では、4秒吸って8秒吐く、ゆっくりした呼吸を3セット行います。
まずはここから始めると、自律神経と表情のどちらにも変化が出やすくなります。
Q&A

Q1. 頭皮がこると、本当に顔が老けて見えますか?
はい、その可能性はあります。
頭皮と顔はつながっているため、こりが強いほど引きつれが起こりやすくなります。
そのため、たるみやシワが目立ちやすくなると考えられています。
Q2. どのくらいのペースでケアすると良いですか?
まずは週に1〜2回のセルフケアから始めるのがおすすめです。
さらに、疲れが強い時期は、短時間でも毎日続けると、表情のこわばりが抜けやすくなります。
Q3. 強く押したほうが早くほぐれますか?
いいえ、強すぎる刺激はかえって筋肉を緊張させてしまいます。
そこで、指の腹で「痛気持ちいいより少し手前」を目安にしてみてください。
Q4. スキンケアだけではだめですか?
スキンケアももちろん大切です。
しかし、土台である表情筋や頭皮、血流が整っていないと、効果を感じにくい場合があります。
そのため、肌と同時に「頭」と「自律神経」をケアする発想が役立ちます。
Q5. ドライヘッドスパはどんな人に向いていますか?
顔の疲れ見えが気になる方。
さらに、スマホ時間が長い方や、考えごとが多く眠りが浅くなりがちな方にも向いています。
リラックスが苦手な方こそ、一度試していただきたいケアです。
実際のお客様の声

「施術後、鏡を見たら目がぱっちりしていて驚きました。顔色もワントーン明るくなった気がします。」(30代・女性)
「こめかみのあたりをやさしくほぐしてもらうと、普段どれだけ力んでいたのか実感しました。」(40代・男性)
「首と頭を一緒に整えてもらうと、肩こりだけでなく、表情までやわらぐ感覚があります。」(20代・女性)
「自宅でできる耳ほぐしと呼吸法も教えてもらえて、日常に取り入れやすかったです。」(30代・女性)
まとめ:頭皮から「印象年齢」を整える
顔が疲れて見える背景には、頭皮のこりと自律神経の乱れがかくれていることがあります。
しかし、呼吸とやさしいタッチ、首前の温め、夜の減刺激を組み合わせることで、負担を少しずつ減らせます。
そこにドライヘッドスパをプラスすると、頭から表情筋まで一度にリセットしやすくなります。
小さなセルフケアとプロのケアを上手に使い分けながら、無理なく「印象年齢」を整えていきましょう。
参考リンク:
・たるみの三大原因|大正製薬 健康ナビ
・自律神経を積極的にコントロールする方法とは?|第一三共ヘルスケア
・顔のたるみを引き起こす原因は?|美容構成.jp
頭皮のこりや「顔の疲れ見え」が気になる方こそ、ぜひ一度、脳から整えるドライヘッドスパを体験してみてください。
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この記事を書いた人
森田(nidone チーフセラピスト)
森の中のような空間で、心と身体の疲れにそっと寄り添う施術を行っています。
筋膜リリースや頭蓋骨アプローチを取り入れたドライヘッドスパを専門とし、眼精疲労・不眠・自律神経の乱れなど、慢性的な不調にお悩みの方に向けて、日々施術を担当。
これまでにのべ7,000人以上のお客様を担当し、「記憶がないほど眠れた」「視界がクリアになった」といったお声を多数いただいています。
セラピスト向けの講習会や技術指導にも携わり、確かな経験と理論に基づいた施術を大切にしています。
お客様一人ひとりに合わせたケアを、感覚と知識の両面からご提供しています。
