「寝つけない」「途中で起きてしまう」…つらい不眠が続くと、まず睡眠薬に頼りたくなるもの。
でも、その前にできる“自然な眠り方”の工夫がいくつもあります。
ここでは今日から試せる10の対策と、自律神経を整えて深い眠りを後押しするドライヘッドスパの活用法をご紹介します。
なぜ眠れない?まず見直したいポイント

・体内時計の乱れ(朝の光不足・就寝前の強い光)
・入浴や食事のタイミング不一致
・ベッド環境(温度18〜20℃・暗さ・静けさ)が整っていない
・ストレス・考えごと(覚醒の高まり)
・眼精疲労や首肩のこわばり → 交感神経優位に
自然な眠り方「10の対策」

1. 朝はカーテンを開けて太陽光を2〜3分浴びる(体内時計のリセット)
2. 就寝の1〜2時間前に入浴(38〜40℃・15〜20分)
3. カフェインは就寝6時間前までに
4. ベッド環境は暗く・静か・やや涼しく(18〜20℃目安)
5. 寝る前のスマホは30〜60分OFF(ナイトモードも活用)
6. 眠れない時は一旦ベッドを離れる(CBT-Iの基本)
7. 日中に軽い運動(散歩・階段)で睡眠圧を育てる
8. 夜食は控えめに(就寝2〜3時間前に食事を終える)
9. 不安はメモに書き出し“明日処理”に回す
ドライヘッドスパで“眠れるスイッチ”を入れる

頭皮・側頭部・うなじの筋膜をやさしくほぐし、自律神経のバランスを整えるのがドライヘッドスパ。
副交感神経が優位になりやすく、呼吸が深まり、寝入りやすさ・中途覚醒の減少を実感される方が多いケアです。
施術の流れ

1. カウンセリング(生活リズム/就寝前の習慣を確認)
2. 首・肩・側頭部・後頭部を中心に“静の手技”で緊張をオフ
4. ケア後は水分補給と“ゆっくり帰宅”で眠気を育てる
※施術範囲はコースにより異なります。
自宅でできる“眠りのリセット”セルフケア

・就寝前3分:耳たぶを軽く回して深呼吸
・ペットボトル温罨法:うなじ〜肩に40℃弱の温タオルを1〜2分
・ベッドでは“眠る専用”に:読書や動画はソファで
Q&A

Q. どれくらいで効果を感じますか?
A. 早い方は初回から「寝入りがスムーズ」「中途覚醒が減った」と感じられます。習慣化のために最初は週1回、その後は2〜4週に1回がおすすめです。
Q. 睡眠薬を飲んでいても受けられますか?
A. 服用中の方は主治医の指示を優先してください。併用について不安があれば、来店時にお申し出ください。
Q. 男性でも大丈夫?
A. もちろんです。性別問わずご利用いただけます。
Q. 施術後に眠気が強くなるのは普通?
A. リラックス反応で一時的に眠気が強まることがあります。水分をとって安全にご帰宅ください。
Q. 寝具や枕の相談もできますか?
A. はい。寝姿勢・肩首のこわばりなども踏まえてアドバイスします。
実際のお客様の声

「布団に入ってからのソワソワが減って、スッと眠れる日が増えました」
「夜中に目覚めても再入眠できるようになった」など、安眠のお声を多数いただいています。
まとめ
“自然な眠り方”は、小さな積み重ねの総合力。
光・入浴・環境・思考の扱い方を整え、必要に応じてドライヘッドスパで自律神経をクールダウン。
薬に頼る前にできることは、きっとまだあります。今日から1つずつ、始めてみましょう。
参考リンク:
・厚生労働省|『健康づくりのための睡眠ガイド2023(Good Sleepガイド)』[PDF]
・西川 睡眠コラム|寝苦しい夜でも快眠:就寝1〜2時間前の入浴(40℃・15〜20分)
眠れない夜が続く前に、“脳から整える”ドライヘッドスパを体験してみませんか?
ご予約はこちらからどうぞ。
ペアでのご予約はこちらからどうぞ。

この記事を書いた人
森田(Dry shampoo Spa nidone チーフセラピスト)
森の中のような空間で、心と身体の疲れにそっと寄り添う施術を行っています。
筋膜リリースや頭蓋骨アプローチを取り入れたドライヘッドスパを専門とし、
眼精疲労・不眠・自律神経の乱れなど、慢性的な不調にお悩みの方に向けて日々施術を担当。
これまでにのべ7,000人以上のお客様を担当し、「記憶がないほど眠れた」「視界がクリアになった」といったお声を多数いただいています。
セラピスト向けの講習会や技術指導にも携わり、経験と理論の両面から最適なケアをご提供しています。