「寝たはずなのに朝がつらい…」。
それは、睡眠“時間”よりも睡眠の質の問題かもしれません。
朝起きても疲れが抜けない理由
朝だるさ・重だるい頭・起き抜けの倦怠感。
これらは、深い眠り(ノンレム睡眠)が不足し、脳と自律神経が十分に休めていないサインです。
生活のちょっとしたクセが睡眠の質を下げ、日中の集中力・感情の安定・回復力まで影響します。
カギは深く・連続して眠れるか(睡眠の質)です。
睡眠の質とは

睡眠は「浅いレム睡眠」と「深いノンレム睡眠」を90分前後の周期で繰り返します。
なかでも前半の深いノンレム睡眠は、成長ホルモン分泌や脳の情報整理が進み、翌朝のスッキリ感に直結します。
交感神経から副交感神経(休息モード)へ切り替わることで、からだと脳が同時に“リセット”されます。
睡眠の質を下げるNG習慣

当てはまるものにチェックを。
該当が多いほど、朝のだるさにつながりやすくなります。
- 就寝直前のスマホ・強い光(ブルーライト)。
- 夕食が遅い/食べてすぐ寝る(消化が眠りを浅く)。
- 寝酒(アルコール)で入眠を促す習慣。
- カフェインを夕方以降も摂る。
- 起床時間が日々バラバラ(寝だめ含む)。
- 夜ギリギリの激しい運動・熱すぎる入浴。
- 寝室環境(光・温度・騒音)が整っていない。
- ストレス過多でリラックス時間がない。
光・カフェイン・アルコール・消化活動は脳を覚醒側に傾ける要因です。
就寝直前の刺激は深い眠りを減らし、中途覚醒や早朝覚醒を招きます。
お悩み別の対処法

- リズム:起床時間をまず固定。
朝の光で体内時計をリセット。
昼寝は20〜30分・15時まで。 - 環境:寝室は暗め・静か・涼しめに。
寝具は心地よさ最優先。 - 行動:夕食は就寝3時間前まで。
入浴は就寝1〜2時間前にぬるめ(目安38〜40℃)。
就寝1時間前は“スマホ断ち”。
最初は起床時間固定+夜のスマホ断ちだけでも、朝の体感が変わります。
ドライヘッドスパによる改善

固まった頭・首・顔まわりの筋膜や筋肉をゆるめ、呼吸が深まり副交感神経優位へ。
中途覚醒が減り、翌朝の回復感が上がったというお声を多くいただいています。
就寝前の快眠ツボ押しと併用すると相乗効果になります。
施術の流れ

朝だるさ・中途覚醒・肩首こり・噛みしめ等をヒアリング。
頭頂〜側頭〜後頭を丁寧にリリース。
呼吸が深まるラインを中心に。
睡眠リズムを整えるセルフケアをご提案。
※施術範囲はコースにより異なります。
自宅でできるケア

- 夜の60分は“減刺激タイム”(照明を落として深呼吸)。
- ぬるめ入浴→自然な体温低下で入眠を促す。
- 就寝3時間前までに夕食、カフェイン・寝酒は控える。
- 朝はカーテンを開けて光+やさしいストレッチ。
- 快眠のツボを60秒ずつやさしく刺激。
Q&A

Q1. 何時間寝れば十分ですか?
A. 個人差があります。
日中の眠気が少なく、朝スッと起きられる時間が“あなたの適正”です。
目安は起床時間固定で体感調整するのが近道です。
Q2. 寝付きが悪いときは?
A. 布団で長く粘らず、いったん起きて読書や呼吸法でリラックスしましょう。
強い光・スマホは避けましょう。
Q3. 昼寝はNG?
A. 20〜30分・15時までの短時間のパワーナップならOKです。
長すぎ・遅すぎは夜の質を下げます。
Q4. お酒で寝るのはダメ?
A. 入眠はしやすくても睡眠は浅く分断されがちです。
夜中の目覚め・口渇・利尿で質が落ちます。
Q5. ヘッドスパはどのくらいの頻度?
A. 集中的に整えたい方は最初の1〜2か月は2〜4週に1回、その後は月1回のメンテが目安です。
実際のお客様の声

「夜中に起きる回数が減って、朝の首こり・目の重さが楽に。
夕方の集中力も持続するようになりました。」(30代・女性)
まとめ+サロン紹介
朝のだるさは“気合い”ではなく習慣と環境のチューニングで変わります。
深い眠りを取り戻すために、今日から起床時間固定・夜の減刺激・ぬるめ入浴の3つから始めましょう。
nidoneは、脳疲労と自律神経に配慮したやさしい手技で、あなたの睡眠リズムづくりをサポートします。
参考リンク:
・睡眠の質を上げるおすすめの方法!|伊予銀行 いよメモ
・よく眠れる方法は?|大正製薬ブランドサイト
・睡眠の質を上げる方法とは?睡眠衛生の9つのヒント|品川メンタルクリニック
・睡眠の質を高める方法(原因と対策)|難波クリニック
・医師監修:自律神経を整える睡眠対策と適切な睡眠時間|森整形外科
・漢方の視点:自律神経を整える睡眠対策|クラシエ
・睡眠の質を高めるセルフケア|塩野義製薬
・自律神経を整える5つのコツ|川口クリニック
・睡眠を改善する方法16選|大和ハウス
・良い睡眠と睡眠の質を上げるポイント|アリナミン健康ナビ
・自律神経と睡眠障害の関係|難波クリニック
朝のだるさや“睡眠の質”に悩んでいる方こそ、ぜひ一度、脳から整えるドライヘッドスパを体験してみてください。
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この記事を書いた人
森田(Dry shampoo Spa nidone チーフセラピスト)
森の中のような空間で、心と身体の疲れにそっと寄り添う施術を行っています。
筋膜リリースや頭蓋骨アプローチを取り入れたドライヘッドスパを専門とし、
眼精疲労・不眠・自律神経の乱れなど、慢性的な不調にお悩みの方に向けて、日々施術を担当。
これまでにのべ7,000人以上のお客様を担当し、「記憶がないほど眠れた」「視界がクリアになった」といったお声を多数いただいています。
セラピスト向けの講習会や技術指導にも携わり、確かな経験と理論に基づいた施術を大切にしています。
お客様一人ひとりに合わせたケアを、感覚と知識の両面からご提供しています。