「朝からエナドリがないと動けない」。
「ついコーヒーを何杯も…」。
そんな習慣、実は肌荒れや自律神経トラブルの引き金になっているかもしれません。
今回はカフェイン過剰が招く美容リスクを整理し、若いうちから取り入れたい対策を解説します。
カフェインと自律神経・ホルモンの関係
交感神経を刺激しやすい
カフェインは交感神経を優位にして覚醒作用をもたらします。
摂りすぎると自律神経の切替がスムーズにいかず、休むべきときに休めなくなります。
ホルモンバランスへの影響
カフェイン過剰はストレスホルモン「コルチゾール」の分泌を促し、
ニキビ・肌荒れの一因になりやすくなります。
カフェイン過剰で起こる肌・心のトラブル5選
1）睡眠の質低下
夜の寝つきが悪くなり、深い眠りが減少。
肌の修復サイクルが崩れ、くすみ・乾燥が出やすくなります。
2）ニキビ・肌荒れ
交感神経優位とコルチゾール上昇が皮脂分泌と炎症を助長。
吹き出物や赤みが長引きやすくなります。
3）自律神経の乱れ
動悸・不安感・集中力低下など、心身の揺らぎが強まります。
イライラや倦怠感も感じやすくなります。
4）ホルモン周期の乱れ
月経前後の不調や気分の落ち込みを強める可能性。
肌のゆらぎも相乗的に悪化します。
5）利尿作用による脱水
体内の水分不足で血流低下・乾燥傾向に。
夕方以降のパフォーマンスも落ちやすくなります。
美容と健康のためのカフェイン付き合い方
摂取量を決める
まずは自分の“上限”を宣言。
エナジードリンクは1日1本まで。
コーヒーは1日2杯までを目安にしましょう。
摂取時間に注意
半減期は個人差もありますが数時間続きます。
午後3時以降は控え、睡眠の質を守りましょう。
代替ドリンクを活用
デカフェコーヒー・ルイボス・カモミール・麦茶などを常備。
「手持ち無沙汰」を埋める選択肢を用意しておくと成功率が上がります。
ドライヘッドスパで整う“リセット習慣”
頭部ケアで自律神経の切替をサポート
側頭部・後頭部・後頭下筋群の緊張をほどき、呼吸が深まりやすい状態へ。
副交感神経が働きやすくなり、睡眠の質と肌の回復力の底上げが期待できます。
施術の流れ
生活・睡眠・カフェイン摂取習慣・肌の状態を確認。
側頭部〜後頭部中心に深部のこわばりを解放。
胸郭を開き巡りを促進、入眠をサポート。
ご自宅での“減刺激ルーティン”と代替ドリンク提案。
※施術範囲はコースにより異なります。
自宅でできるセルフケア
水分補給を意識
利尿作用で不足しがちな水分を、こまめに常温で補給。
カフェイン飲料1杯ごとに水1杯を目安に。
寝る前のストレッチ
肩・首を回して胸を開き、鼻から4秒吸って6秒吐くを3セット。
副交感神経優位への切替を助けます。
Q&A
Q1. 毎日コーヒーを飲んでいます。やめたほうがいい？
やめる必要はありませんが、まずは1日2杯までに。
午後はデカフェやハーブティーへ置き換えを。
Q2. エナジードリンクは完全にNG？
“量と時間”がポイント。
1日1本まで、午後は避けるのが無理なく続きます。
Q3. カフェインレス（デカフェ）は効果ある？
睡眠の質向上や肌荒れ軽減に有効。
カフェイン摂取が習慣化している人の移行ステップとして最適です。
Q4. カフェインで集中力が上がるからやめにくい…？
適量ならOK。
呼吸法・小休憩・太陽光を組み合わせると少量で効果を保ちやすくなります。
Q5. ヘッドスパはカフェイン過剰による疲れにも効果ある？
頭部の緊張をほぐし、副交感神経への切替を後押し。
睡眠の質が整い、肌の回復ループに乗りやすくなります。
実際のお客様の声
「コーヒーの飲みすぎを見直し、ヘッドスパを続けたら、朝の顔色と寝起きが変わりました！」（20代・女性）
まとめ：カフェインの“適量習慣”が未来の肌と心を守る
カフェインは上手に使えば味方ですが、過剰は自律神経と肌の大敵。
「量・時間・代替」の3点を整え、睡眠とリカバリーを最優先にしましょう。
参考リンク：
・カフェインと自律神経の関係は？自律神経に優しい摂り方｜ドクターリセラ
・カフェインは肌荒れの原因！注意点からおすすめの飲み方紹介！
・コーヒーはニキビの原因になる？カフェインと肌荒れの関係性
・肌荒れ・かゆみ・赤み…その原因、“自律神経の乱れ”かもしれない｜やまぐち皮膚科
・“肌荒れループ”とカフェインの意外な関係
カフェイン習慣を見直すと同時に、脳と自律神経を休ませるケアを取り入れてみませんか？
ご予約はこちらからどうぞ。
ペアでのご予約はこちらからどうぞ。
この記事を書いた人
森田（nidone チーフセラピスト）
森の中のような空間で、心と身体の疲れにそっと寄り添う施術を行っています。
筋膜リリースや頭蓋骨アプローチを取り入れたドライヘッドスパを専門とし、
眼精疲労・不眠・自律神経の乱れなど、慢性的な不調にお悩みの方に向けて、日々施術を担当。
これまでにのべ7,000人以上のお客様を担当し、「記憶がないほど眠れた」「視界がクリアになった」といったお声を多数いただいています。
セラピスト向けの講習会や技術指導にも携わり、確かな経験と理論に基づいた施術を大切にしています。
お客様一人ひとりに合わせたケアを、感覚と知識の両面からご提供しています。
