秋の乾燥+ストレスで肌荒れ悪化?自律神経を整えて“うるおい肌”を守る5つの方法

秋の乾燥+ストレスで肌荒れ悪化?自律神経を整えて“うるおい肌”を守る5つの方法

朝晩の冷えと日中の乾燥で、肌のバリア機能はゆらぎやすくなります。
さらにストレスで自律神経が乱れると、血流低下で回復力までダウン。
今日は“自律神経×血流×スキンケア”の3方向から、秋のうるおいを守るコツをご紹介します。

秋にバリア機能が落ちやすい理由(基礎)


秋の乾燥とバリア機能のイメージ

乾燥+寒暖差で角層の水分保持が不安定に

湿度低下と気温差が続くと、角層のラメラ構造が乱れやすくなります。
表面はテカるのに内側は乾く“インナードライ”にも注意が必要です。

ストレスで自律神経が交感優位に偏りやすい

交感神経優位が続くと末梢血流が下がり、栄養・酸素・水分のデリバリーが滞ります。
結果として、乾燥・赤み・くすみ・バリア低下が進みやすくなります。

“うるおい肌”を守る5つの方法


うるおい肌を守る方法のイメージ

1)洗顔は“低刺激×短時間×ぬるま湯”に

朝はぬるま湯のみor低刺激。
夜は泡を置いて流すイメージでこすらない。
すすぎは30秒目安で、タオルは押し当てるだけ。

2)化粧水→乳液(or クリーム)の“二層保湿”

まず水分を満たし、油分でふたをして密閉。
仕上げはハンドプレスで角層に定着させましょう。

3)就寝90分前の“減刺激”で自律神経を整える

照明を落とし通知オフ。
ぬるめの入浴→首筋温め→胸を開くストレッチで副交感へ。
夜間の回復ループが働きやすくなります。

4)首・側頭部を“面でやさしく”整えて巡りUP

肩を後ろに回して胸郭を開く→側頭部を面で円を描く→首の横を上から下へ。
強圧やこすりすぎはNG。
面でやさしく、を合言葉に。

5)タンパク質+必須脂肪酸+ビタミンB群を毎食に

肉・魚・卵・大豆に、青魚やナッツ・亜麻仁油、B群(納豆・豚肉など)を。
“材料不足”はバリア回復を遅らせます。

コツ:まずは3)減刺激2)二層保湿の2つから。
数日で“突っ張り感・赤み”が和らぎやすいです。

今日からできる朝夜ルーティン(保存版)


朝夜ルーティンのイメージ

朝:スイッチON

  1. 起床→太陽光→鼻呼吸(4-6)→常温水。
  2. ぬるま湯リセット→化粧水→乳液(or クリーム)。
  3. 日中はミストで“追い水分”→ハンドプレス。

夜:スイッチOFF

  1. 照明を落として通知オフ。
  2. ぬるめ入浴→首筋温め→肩回し。
  3. 二層保湿+首・側頭部の“やさしい流し”。

ドライヘッドスパで“血流と睡眠”を底上げ


ドライヘッドスパ施術の様子

“考えすぎの頭”をオフにする環境とタッチ

側頭部・後頭部・後頭下筋群の緊張をほどき、胸が開いて呼吸が深くなります。
副交感神経が働きやすくなり、睡眠の質と角層の回復が整います。

施術の流れ


施術の流れ
1)カウンセリング
乾燥実感・洗顔/保湿・睡眠・生活リズムを確認。
2)ドライヘッド
側頭部〜後頭部を“面でやさしく”。深部のこわばりを解放。
3)首・肩・デコルテ
胸郭を開いて巡りを促進、入眠性を高める。
4)仕上げ
ご自宅向け“二層保湿&減刺激”ルーティンをご提案。

※施術範囲はコースにより異なります。

自宅でできるセルフケア


自宅ケアのイメージ

毎日の基本

  • 洗いすぎをやめ、ぬるま湯&低刺激へ。
  • 化粧水→乳液(or クリーム)の二層保湿。
  • 就寝90分前の減刺激固定化。

避けたいNG

  • 強い摩擦・熱い湯・長風呂。
  • 強圧での頭皮ゴリ押し。
  • 寝る直前の無限スクロール。

Q&A


Q&Aイメージ

Q1. インナードライと乾燥肌の違いは?

インナードライは“内側が乾き表面は皮脂過多”。
乾燥肌は“水分も油分も不足”。
対策は二層保湿+減刺激が要です。

Q2. どのくらいで変化を実感できる?

洗顔見直しと二層保湿で数日〜1週間。
睡眠の質が上がるとハリ戻りが早まります。

Q3. 朝は乳液だけでもいい?

化粧水で水分→乳液でフタが基本。
忙しい日はオールインワン+乳液でもOK。

Q4. 強いマッサージは効きますか?

刺激過多はバリアを壊し逆効果。
“面でやさしく”が秋の正解です。

Q5. ヘッドスパの理想頻度は?

まずは2〜4週に1回×1〜2ヶ月。
睡眠と保湿の習慣化と併用で安定します。

実際のお客様の声


お客様の声
「洗いすぎをやめて二層保湿に変えたら、突っ張るのにテカる感じが落ち着きました。」(30代・女性)
「ヘッドスパ後は眠りが深く、翌朝の肌がもっちり。ファンデのノリが違います。」(20代・女性)
「強くこする癖をやめて“やさしい流し”に。赤みが出なくなり、乾燥のムラも改善。」(40代・男性)
「夜の通知オフ&首温めを習慣にしたら、カサつきとくすみが和らいできました。」(30代・女性)

まとめ:秋は“減刺激×保湿×巡り”で守りを固める


こすらない洗顔。
化粧水→乳液(or クリーム)の二層保湿。
就寝前の減刺激と、首・側頭部の“やさしい流し”。
そこにドライヘッドスパで血流と睡眠を整えれば、内側からうるおいが積み上がります。

参考リンク:
秋の乾燥肌と自律神経 ― 皮膚のバリア機能が低下する理由
ストレスが肌に悪影響?自律神経を整えて美肌を手に入れる方法
秋の肌とからだ — 肌と体を整えて乾燥前線を迎える準備を
季節の変わり目に肌あれる原因と対策/ゆらぎ肌
肌荒れ・かゆみ・赤み … 自律神経の乱れが関わる肌の不調


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森田のプロフィール写真

この記事を書いた人
森田(nidone チーフセラピスト)

森の中のような空間で、心と身体の疲れにそっと寄り添う施術を行っています。
筋膜リリースや頭蓋骨アプローチを取り入れたドライヘッドスパを専門とし、
眼精疲労・不眠・自律神経の乱れなどの慢性不調に向き合っています。
これまでにのべ7,000人以上のお客様を担当し、「記憶がないほど眠れた」「視界がクリアになった」といったお声を多数いただいています。
お客様一人ひとりに合わせたケアを、感覚と知識の両面からご提供しています。

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