冷えが強まる季節は「内臓が冷えて巡りが鈍る→肌が乾きやすい」悪循環に要注意。
そこで今日は“ホットドリンク×自律神経”の視点から、体の内側を温めて血流と回復力を底上げする飲み方を解説します。
温活と自律神経の関係(基礎)

冷えは“交感神経の張りつめ”と巡り低下を招きやすい
体が冷えると血管が収縮し、末梢の巡りが落ちて乾燥・くすみ・肌荒れのトリガーに。
自律神経のバランスを整えて“温める力”を取り戻すことが大切です。
温める→副交感神経が働きやすくなり回復ループが動く
からだを内側から温めると呼吸が深くなり、睡眠の質や肌の回復にも良い影響。
飲み方を少し見直すだけで「巡り×保湿」の相乗効果が狙えます。
冷え・肌荒れを防ぐホットドリンクの飲み方5つ

1)朝は“白湯”でスイッチオン(常温→40〜50℃目安)
起床後の一杯で内側をやさしく温め、胃腸と体内時計のウォームアップに。
熱すぎはNG、少しぬるい程度が長く続けやすいです。
2)生姜やシナモンは“入れすぎない”やさしい量で
体を温める代表格。
ただし入れすぎると刺激が強くなるため、薄味から。
蜂蜜を少量足すと喉にやさしく続けやすい。
3)カフェインは“時間と量”を管理(午後は控えめ)
夕方以降は睡眠を浅くしがち。
午後はノンカフェインのハーブティーやほうじ茶・麦茶のホットに切り替えを。
4)“甘さの質”を見直す(砂糖過多→乾燥感・むくみの一因に)
砂糖や甘味ドリンクの摂りすぎは肌コンディションに影響。
甘味は少量・ゆっくり、食事とのバランスで。
5)こまめに“少量×複数回”で巡りを保つ
一度に大量ではなく、マグに半量程度をこまめに。
体内の“温め続けるリズム”を意識しましょう。
数日で「冷え感・乾燥感・むくみ」に変化が出やすい組み合わせです。
今日からできる“朝・日中・夜”の飲み方ルーティン

朝:やさしく温めてスタート
- 起床→白湯→鼻呼吸(4-6)→軽いストレッチ。
- 朝食時は温かいスープorみそ汁で内側から保温。
日中:巡りが落ちる前に“前さばき”
- 午前:温かいお茶を半マグ×2回。
- 午後:ノンカフェインのハーブティーへ切替。
夜:睡眠の前準備は“減刺激+温め”
- 就寝90分前:照明を落として通知オフ。
- ぬるめ入浴→首筋を温める→やさしい白湯で締め。
ドライヘッドスパで“巡り・睡眠”を後押し

“考えすぎの頭”をオフにし、深い休息へ
側頭部・後頭部・後頭下筋群のこわばりをやさしく解放。
副交感神経が働きやすくなり、巡り・入眠の質・肌の回復ループを底上げします。
施術の流れ

冷え実感・飲み物習慣・睡眠・首肩の張りを確認。
側頭部〜後頭部を“面でやさしく”。深部のこわばりを解放。
胸郭を開いて巡りを促進、入眠を後押し。
ご自宅向け“ホットドリンク×減刺激”ルーティンをご提案。
※施術範囲はコースにより異なります。
自宅でできるセルフケア

毎日の基本
- 朝の白湯→日中のこまめホット。
- 生姜・シナモンは“薄味から”。
- 就寝90分前の減刺激(照明ダウン・通知オフ)。
避けたいNG
- 熱すぎ・甘すぎ・飲みすぎ。
- 夕方以降のカフェイン多飲。
- 強圧のマッサージやこすりすぎ。
Q&A

Q1. 白湯は朝だけ?一日どのくらいが目安?
朝コップ1杯+日中は半マグをこまめに。
合計600〜800mlをホットで回すイメージです。
Q2. 生姜は粉末でもOK?
OK。
まずは少量から試し、喉や胃に刺激がないか確認を。
Q3. カフェインゼロにすべき?
日中の生産性に役立つ面も。
午後は控えめ・夜はノンカフェインへ切替が現実的です。
Q4. 砂糖を完全にやめられない…
回数を減らす/少量で満足する工夫を。
蜂蜜少量やスパイスで“甘さに頼らない満足感”を。
Q5. ヘッドスパは温活に役立つ?
副交感神経が働きやすくなり、呼吸と巡りが整います。
温めの飲み方と併用で睡眠の質にも好循環。
実際のお客様の声

「朝の白湯と午後のハーブティーに変えたら、冷えと乾燥のつっぱり感が楽に。」(30代・女性)
「強く揉むのをやめ“面でやさしく”にしたら赤みが出なくなりました。」(40代・男性)
「ヘッドスパ後は眠りが深く、翌朝の化粧ノリが違います。」(20代・女性)
まとめ:温める・整える・巡らせるで乾燥季の強い味方に
白湯でスタート、午後はノンカフェイン、夜は減刺激とぬるめ入浴。
生姜・シナモンは“薄味から”。
ドライヘッドスパで自律神経を整えれば、血流と睡眠が整い、肌のうるおいループが続きます。
参考リンク:
・【医師監修】温活の効果とは?具体的な方法や冷えが身体に与える影響を解説
・冷え性改善!効果的な飲み物で温活を始めよう
・冷たい飲み物の落とし穴?内臓冷えとダイエット停滞の関係
・温活とは? 正しい温活の考え方とおすすめ温活グッズ ― ツムラ
“内側から温める飲み方”を続けつつ、プロのタッチで深く休みませんか。
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この記事を書いた人
森田(nidone チーフセラピスト)
森の中のような空間で、心と身体の疲れにそっと寄り添う施術を行っています。
筋膜リリースや頭蓋骨アプローチを取り入れたドライヘッドスパを専門とし、眼精疲労・不眠・自律神経の乱れなどの慢性不調に向き合っています。
これまでにのべ7,000人以上のお客様を担当し、「記憶がないほど眠れた」「視界がクリアになった」といったお声を多数いただいています。
お客様一人ひとりに合わせたケアを、感覚と知識の両面からご提供しています。
